不惑倶楽部・長崎遠征報告

 不惑倶楽部とは、1948年に日本で発足した、世界最初の中高年ラガーマンのクラブチーム。以来、大会の開催を継続して実施するとともに、中高年齢者がより安全かつ快適に楽しむためのルール化を行うなど、ラグビーを通じての生涯スポーツの実践と啓蒙に努めている。これはそのチームの長崎遠征のリポートです。

◆reporter◆ 
杉浦 美徳
Yoshinori Sugiura
長崎市出身
東京都在住

長崎とラグビー

 そもそも長崎とラグビーに何が縁があるかと言いますと、だいぶ前になりますが長崎北陽台高校が毎年行われる全国高校ラグビー選手権(於大阪花園ラグビー場)で準優勝したことに始まります。
 その経過において「なぜ強豪になったのか」ということを紐解いてみましたら、長崎市内中学6校にラグビー部(当時)があることがわかりました。また、市内にラグビースクールが6チームあることもわかりました。
 私も子供をラグビースクールに入れ、父兄として指導にあたった経験もありますが、長崎市内という地域にこうしたラグビーに関わる子供達が多くいるということは、全国有数のラグビー県であるとの証でもあります。
 以降、こうした高校生ラガーマンが、関東、関西の有名大学へ進学し、一戦に出て来る度に、この実感は確実なものとなりました。

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不惑倶楽部

 そこには” 惑” というシニアチームでプレーする方々も多くおり、当時北海道大学OB の方から再三再四、現在所属する「不惑倶楽部」への勧誘を受けていました。しかし、もうガチンコラグビーはやる気がなかったので断り続けていましたが、3年後のある日、何となく近くで試合があるというので観戦に行きました。
不惑倶楽部とは、日本が作った世界ルールとして年代をパンツ色で分けています。
40 代(白)、50 代(紺)、60 代(赤)、70 代(黄)、80 代(紫)、90 代以上(金)
 観戦に行けば「ちょっと練習する」、「ちょっと試合に出る」というお決まりのコースがあるわけで、そこには学生時代大学ラグビーを賑わせていた連中もいました。私自身、そんな中でやる自信はありませんでしたが、10 年ぶりに触ったラグビーボールの感触がたまらず、そこで入部してしまいました。それが40代半ばの話です。

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不惑倶楽部の長崎遠征

 平成27年2月14日(土)~ 15日(日)、念願であった不惑倶楽部・長崎遠征が実現しました。思えば8 年前か、亡き千原開(はじめ)先輩(熊本出身)と不惑の遠征帰りに、新宿の喜多方ラーメン店に寄っては「九州に行かんばばい」と口を揃えて九州遠征の夢を見ていました。
 今でこそ、赤パン以上による四国連合との交流は始まったものの、その昔は九州・四国遠征が毎年行われていたということが発端でした。
 そして、一度長崎遠征を「ワーッ」と呼びかけるも、実現しないまま千原先輩もお亡くなりになってしまいました。宙に浮いた長崎遠征が再度浮かぶ契機になったのは、平成26 年4月5日(土)~6日(日)に開催された三惑対抗戦・福岡大会でした。

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01 前夜祭

前日14日(土)、多くのメンバーが長崎へ乗り込み、前夜祭は浜町商店街にあります「祥満司清」という和食屋さんで、飲み放題メニューで集まりました。
先輩の中には、長崎在住の旧友もお呼びいただき、賑やかな宴会となりました。

 

02 放虎原ラグビー場

試合当日15日(日)は、五島町にある「東横イン」からバスをチャーターし、一路大村市の放虎原ラグビー場へ、一部レンタカー等で向かったメンバーもいましたが…
大村・放虎原グランドでは、地元ラグビースクール生や長崎北陽台高校ラグビー部が練習をしていました。(左)そういう中、不惑倶楽部・赤パンも練習を開始、私も学生時代以来となる放虎原グランドでのラグビー経験となりました。

 

03 故郷長崎での試合

 とにかく、まさか故郷長崎で不惑倶楽部メンバーとしてラグビーの試合ができることが信じられない、まさに思い入れのある遠征試合でした。試合前、不惑倶楽部(赤・黄)および佐世保当惑(赤・黄)の練習風景

 

04 アフターマッチ・ファンクション

試合後のアフターマッチ・ファンクションは、大村空港に向かう途中「長崎インターナショナルホテル」にて行いました。懇親会場の様子、佐世保当惑・主務の石丸さんとのツーショットです。
懇親会終了後、その多くが帰路・東京へ向かいましたが、一部不惑倶楽部の残り組と地元長崎のメンバーが思案橋・雑魚屋に集まり、二次会を行いました。総勢20名ほどで、楽しい宴となりました。

 

05 思案橋での二次会

今回の長崎遠征について、参加したメンバーから「楽しかった」、「またやりたい」等の声が出ています。この遠征を今回だけに止まらず、定期的に行っていくべく、すでに佐世保当惑側と話を始めています。すでに、今回参加されなかった理事長にも遠征報告をし、今後のバランスの取れた遠征計画を求められています。
企画から8年、準備に昨年5月から10ヶ月、夢の実現としてこうして不惑倶楽部の長崎遠征を無事終えることができました。皆様のご協力を感謝し、これを糧にさらに精進して参りたいと思っております。